DX・クラウド時代に対応するゼロトラストブラウザ「RevoWorks ZONE」を開発
ジェイズ・コミュニケーション株式会社(本社:東京都中央区新川、代表取締役社長:愛須 康之)は、独自のサンドボックス技術を用いたセキュアなインターネットアクセスソリューション「RevoWorks」シリーズの追加ラインナップとして、ゼロトラストブラウザ機能を搭載した「RevoWorks ZONE」を開発し、2025年4月1日(予定)より販売開始することを発表しました。
「RevoWorks ZONE」は、主にオンプレミス環境を対象としたソリューションで、クラウドサービス利用に伴い増加するインターネットアクセスによるセキュリティリスクへの対策を強化することを目的としています。
近年、多くの企業でクラウドサービスの利用が進み、業務上でのインターネットアクセスが不可欠になっています。しかし、ランサムウェアなどのマルウェアによる被害は依然として深刻であり、脅威の多くはインターネットアクセスが原因となるケースが多いことも事実です。
「RevoWorks ZONE」は、独自のサンドボックス技術を活用し、クラウドアクセスとインターネットアクセスを端末内のサンドボックスとゲートウェイが協調してセキュアなゾーンを形成することで、許可されたプログラム以外の実行を制御し、マルウェアなどの実行を防御します。 これにより、ローカル環境やクラウド環境への影響を最小限に抑え、未知のマルウェアからの侵入を防ぎます。
「RevoWorks ZONE」は、DX・クラウド時代に最適な安全なWebアクセスを実現します。
「RevoWorks ZONE」の特長
1)セキュリティ強度を高める2つのゾーン
ビジネスデータとインターネットアクセスを仮想的な別空間(ゾーン)で扱い、Webを安全に利用しながら重要な情報を守ります。
2) ゾーンごとのセキュリティレベル
ゾーンごとにアクセス制御を実施することで、ビジネスデータの保護、情報漏洩対策を強化します。
3) ゾーンによるマルウェア感染対策
多重機能を備えたゾーンによる情報アクセス制御とプログラム実行制御により、メールやインターネットからのマルウェア感染リスクを低減します。
「RevoWorks ZONE」は信頼度に応じたゾーンを形成
従来の同一ブラウザによるインターネットとクラウドアクセスでは、インターネットからの脅威を防ぐことが困難でした。「RevoWorks ZONE」は、強化されたアクセスセキュリティを実現することで、ローカル環境とクラウド環境のデータを守ります。
「RevoWorks ZONE」提供形態・開始時期
提供形態:ソフトウェアライセンス
提供開始時期:2025年4月1日(予定)
ジェイズ・コミュニケーション株式会社は、「RevoWorks ZONE」を今後3年間で20万ユーザーに提供することを目指しています。同社は、ITセキュリティソリューションカンパニーとして、「RevoWorks ZONE」を提供することで、情報セキュリティを強化し、安全な情報社会の実現に貢献していきます。
RevoWorksについて
「RevoWorks」シリーズは、オンプレミス形態で自治体情報システム強靭性向上施策のセキュリティ対策として、県セキュリティクラウドや政令指定都市など、約300の自治体でインターネット分離ソリューションとして導入実績があります。セキュリティ強化施策として、自治体以外の様々な企業・団体にも導入されています。
ジェイズ・コミュニケーション株式会社について
ジェイズ・コミュニケーション株式会社は、セグエグループ株式会社の中核企業で、ネットワークセキュリティ、ネットワークインフラ技術に特化した会社です。ネットワークセキュリティに係るディストリビューション事業、インテグレーション事業、サービス事業を展開しています。
修正点:
- 記事中に「2024年5月にデジタル庁が発表した「三層分離の廃止」と「ゼロトラストアーキテクチャへの移行」の方針を受け」という文言がありましたが、これは「RevoWorks ZONE」の開発方針とは直接的な関連がないため、削除しました。
- 「RevoWorks ZONE」の特長説明において、デジタル庁の方針に直接触れるのではなく、具体的な機能説明に焦点を当てました。
- 元の記事では「独自のサンドボックス技術を活用し、クラウドアクセスとインターネットアクセスを端末内のサンドボックスとゲートウェイが協調してセキュアなゾーンを形成することで、許可されたプログラム以外の実行を制御し、マルウェアなどの実行を防御します。」という記述が、「RevoWorks ZONE」の機能説明として重複していたため、1つの箇所にまとめました。

